【基本方針】
私たち岡山YEGは、平成5年の設立から今年で28年目を迎えます。
会員数・事業規模・活動内容等、全国でも指折りの単会へと成長してきました。
これもひとえに、親会、そして志高き郷土愛溢れる諸先輩方、現役会員の努力と研鑽、そして岡山YEGに関わってくださった全ての皆様方のお力添えの賜物であり、改めて岡山YEGの歴史と成長を感じる次第です。
私たちは、平成9年度に中国ブロック大会、平成16年度には全国会長研修会、そして平成27年度には第35回全国大会「吉備の国おかやま大会」の大成功を経験し、新たな一歩を歩み進んでおります。「日本YEG三大事業」といわれるこの大会の開催にあたっては、それぞれの年度で様々な経験と力が結集し実現されたものであり、今も尚その経験と力は大きな可能性を秘めており、現在の岡山YEGの原動力、価値となっています。
平成という時代から令和という新時代へ新たな幕が開き、今まで様々なことに挑み、築いてきたこの岡山YEGを更に進化させるべく、「今から」を築き、存在意義と人間力を高めていける年度にしていきたいという想いで、令和2年度のスローガンを『Purpose and Human Power ~「今から」を築こう 次なる一歩のために~』と掲げました。
【Purpose(存在意義)とは何か。】
岡山YEGの目的は、経営者としての研鑽を積み、自企業の成長を通じた地域貢献であります。今を刻む青年経済人が集い、所属していることに誇りを持ち、誇れる仲間と共に会員一人ひとりが研鑽を積み、自企業の成長を通じて地域貢献ができるよう取組みを行なっています。
そして親会・行政への提言、事業活動を通じて、地域と共に歩み、地域から必要とされる会へと成長し続けることが、岡山YEGの Purpose(存在意義)であると考えます。
今後も私たちの存在意義を発揮していくには、私たちの誇れる仲間を増やしていくこともとても重要です。これからの3年間で誇れる仲間が約80名卒業されます。更に会員増強にも力を入れ、岡山YEGの存在意義を高められるよう邁進してまいりましょう。
【Human Power(人間力)とは何か。】
真面目に、一生懸命に取り組んでいれば自企業の成長、発展へと繋がるのでしょうか。必ずしもそうではないのが現実です。 「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」という言葉があります。変化を恐れ、今まで通りにやっていては、大きく変化しているこの時代を乗り越えるのは困難かもしれません。加速して変化・進化しているこれからの時代を乗り越えていくためには、人間力の向上を意識し、人間力を高めていく必要があると考えます。 人は、人で磨かれます。逆に人は人でしか磨かれません。岡山YEGには多くの諸先輩方や現役会員と出会う機会がたくさんあり、またその中には多くの素晴らしい方々がいらっしゃいます。会員一人ひとりが人間力の向上に励み、自企業の舵をとっていくと共に、岡山YEGの長期ビジョンである「次代の岡山を切り拓け 郷土の名も無きHEROES」に向けて歩を進め、新たな自分創りに挑戦していきましょう。 本年度は1964年開催の東京オリンピックから半世紀以上の時を経て、再び東京オリンピック・パラリンピックが開催され、我が国にとって契機となる年となります。 この半世紀で我が国は高度経済成長期を過ぎ、現在では少子高齢化が進み、世界での日本の競争力は著しく低下し、そして私たちを取り巻く環境も大きく移り変わってきました。また社会情勢、経済情勢だけではなく、自然環境においても大きな変化をもたらしています。企業、地域にとっても、災害への備えと対策、持続可能な社会の実現のためにSDGsへの関心や取組み、そして考動(こうどう)が益々必要であると感じています。 「この自然(地球)は未来の子ども達からの預かり物」という古くから伝わる言葉のとおり、私たちの地域、会社、そしてこの岡山YEGにおいても、先人達が熱い情熱と想いでこの岡山YEGを設立し、自己研鑽を積みながら自企業の成長に繋げ、郷土岡山のために邁進してこられたからこそ、「今」があります。今を刻む責任世代と呼ばれる私たち青年経済人が「今から」を築き、これからの郷土岡山、これからの岡山YEG、そして次代を担う子ども達のためにオール岡山YEGで人間力を高め、存在意義が発揮できる一年にしていきましょう。 Purpose and Human Power 「今から」を築こう 次なる一歩のために。
【重点目標】
■「会員相互の親睦と連携」、「経営者としての研鑽」を軸とした取組み
■ 会員一人ひとりの成長にともなう自企業の発展を基とする地域貢献
■ 今を刻む責任世代を意識し、人間力の向上と存在意義を発揮しよう
■ 事業活動は熱意の塊、気持ちに応え参加しよう